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【建設DX】 非効率な業務削減を／現場監督109人にアンケート
2023/03/08業界動向
建設メール
シムトップス（東京都品川区、水野貴司代表取締役）は建設業の現場監督109人に実施した「建設業におけるアナログ業務に関する課題」と題したアンケート調査の結果を公表した。9割近い現場監督が、業務の非効率さを感じていることや、報告書の電子化システム導入が必要と考えていることが分かった。また、2024年4月からはじまる時間外労働上限規制について、多くの現場監督が、危機感を感じている状況が明らかになった。
アンケート結果によると「現場監督の業務は、非効率さを感じるものがあるか」という設問では「非常にある」と「ややある」の合計が89％を占めた。「現場監督業務において、非効率さを感じる業務はなにか」と質問したところ、「写真台帳の作成と送付」が50・5％、「撮影忘れや記録漏れ」が50・5％、「書類の持ち運び」が48・5％となった。自由回答では「行かなくても良い現場の打ち合わせ」や「ずっと工事に立ち会っていないといけないこと」などが上がった。
「勤務先で報告書の電子化システムを導入しているか」には「している」が46・8％、「していない」が47・7％だった。
また、「24年労働上限規制の適用に対して、どの程度危機感を感じているか」という質問に対して「非常に感じている」「やや感じている」で86・2％の回答者が危機感を感じている結果となった。
「どのような危機感を感じているのか」には、「人材不足の深刻化」が64・9％、「生産性を向上させなければならない」が54・3％、「工期設定・施工時期を見直さなければならない」が51・1％と回答された。
