見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 受注者負担の軽減を／関東地区意見交換会
2023/05/16業界動向
建設メール
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各課題に関して意見交換会が行われた
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日本建設業連合会（日建連）と国土交通省関東地方整備局による「2023年度公共工事の諸課題に関する意見交換会」が15日、さいたま市内のロイヤルパインズホテル浦和で開催された。24年度からの時間外労働の上限規制を前に受注者負担の軽減、生産性向上に取り組む。
廣瀬昌由局長は「24年問題は本日の議題でも大きなものになると認識している。建設分野でのDX、働き方改革を積極的に進めていく。皆さまと連携し課題を克服していきたい」とあいさつした。
意見交換では、日建連から「働き方改革と担い手の確保」「品確法の的確な運用」「生産性向上」「公共工事の適正かつ効果的な実施」の4点をテーマに要望を行った。
関東地整からは「工期設定支援システムを活用して適切な工期設定に努める。週休2日制工事の導入をさらに拡大する」など課題への取り組みを説明。各種制度・ガイドラインの周知徹底などについても対応を行うとした。
押味至一土木本部長は総括として「テーマの4項目とも回答の内容がきめ細かく多岐にわたった内容をいただけた」と意見交換会の成果を評価した。
日建連側は押味土木本部長を筆頭に、清水琢三副本部長、竹中康一副本部長らが出席。関東地整からは廣瀬局長のほか田中徹副局長、石橋洋信副局長などが出席している。
関係機関からは、東日本高速道路関東支社、中日本高速道路東京支社、首都高速道路、水資源機構、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、日本下水道事業団。関東甲信越地区の都県・政令指定都市担当部局。また、オブザーバーとして東日本旅客鉄道、東京電力ホールディングスが参加した。
