【ネクスコ中日本】 高速道リニューアルで基本契約方式導入
2016/11/24建設時事
建設メール
中日本高速道路は高速道路の大規模更新・修繕事業を確実に進めるため、高速道路リニューアルプロジェクトの工事では初適用となる基本契約方式の導入を決めた。
同方式は、あらかじめ入札公告に掲示した複数の同種工事について、同社が継続的に発注すること、および取引の基本的事項を契約条件とした基本契約を結び、契約に基づき個々の工事を個別契約していくもの。
高速道路リニューアルプロジェクトでは多くの区間で橋梁の床版取替工事の繰り返しが想定されている。そこで施工条件が同じような工事を繰り返し施工する場合には基本契約方式を適用し、先行して実施する調査・設計業務や工事で得られた知見を後に続く工事などへ反映させる考え。今後、東京支社が発注を予定する東名高速道路や小田原厚木道路の工事5件で基本契約方式の導入を予定する。工事箇所は神奈川県および静岡県内となる。