【インフラメンテナンス】 石井国交相「社会全体で機運高める」
2016/11/29建設時事
建設メール
28日にインフラメンテナンス国民会議が設立されたことを受け、石井啓一国土交通大臣は29日の会見で、メンテナンス産業の育成・活性化とともに、「自治体の支援や理念の普及、市民参画を促し社会全体でインフラメンテナンスに取り組む機運を高めていきたい」と意欲を示した。また、国民会議の活動を通じて「効率的・効果的なインフラメンテナンスを実現し、未来の世代により良いインフラを継承していく」と話した。
さらに設立総会で冨山和彦会長(経営共創基盤・代表取締役CEO)が「人口減少が進む中で地方経済の生産性を上げるためにはインフラメンテナンス革命が鍵となる。また、インフラメンテナンスこそがIoT革命などのイノベーションの期待される分野」と述べ、大きな期待を寄せたことにも触れ、国交省としても建設分野に限らず、さまざまな業種の連携や技術の融合を加速し、最先端技術の活用を促していく見通しを示した。