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【洋上風力発電】 3地区で事業者選定／村上胎内はコンソーシアム
2023/12/14建設時事
建設メール
経済産業省、国土交通省は、再エネ海域利用法に基づき洋上風力発電事業の実施者を選定した。4地区のうち3地区が決まり、うち新潟県村上市および胎内市沖は、村上胎内洋上風力コンソーシアムが選ばれた。運転開始予定時期は2029年6月としている。
村上胎内洋上風力コンソーシアムは、三井物産、RWE Offshore Wind Japan、村上胎内、大阪瓦斯が構成員となっている。発電設備は着床式洋上風力発電とし、発電設備出力68・4万kW（1・8万kW×38基、GE製）。
ほかの地域は、秋田県男鹿市、潟上市および秋田市沖が男鹿・潟上・秋田Offshore Green Energyコンソーシアム（構成員:JERA、電源開発、伊藤忠商事、東北電力）。発電設備は着床式洋上風力発電で発電設備出力31・5万kW（1・5万kW×21基、Vestas製）で、運転開始予定時期は28年6月。
長崎県西海市江島沖はみらいえのしまコンソーシアム（構成員:住友商事、東京電力リニューアブルパワー）で、発電設備は着床式洋上風力発電で発電設備出力42・0万kW（1・5万kW×28基、Vestas製）。運転開始予定時期は29年8月としている。
また、秋田県八峰町および能代市沖は、最も評価の高かった事業者について、港湾の利用重複に伴い公募占用計画を再提出となっているため、選定結果公表は24年3月の予定。
