【施工管理技術検定】 1級建築・電気の実地試験合格者は近年最多
2017/02/03積算・資格news
建設メール
建設業振興基金が3日に発表した2016年度1級建築および電気工事施工管理技術検定試験における実地試験の合格者が、近年にない伸びを見せていることが分かった。
1級建築の実地試験合格者は8687人で2005年度以降では最多となった。前年度比では2507人増と大幅に増えており、合格率も同比7・8ポイント増の45・6%だった。15年度の合格基準は56%以上の得点だったが、16年度は60%以上の得点だった。年齢別では40~44歳、45~49歳、50~54歳の合格者の割合が前年度よりも増えており、特に45~49歳は同比1・5ポイント増加した。
また、1級電気工事の実地試験合格者は7336人で02年度以降では最も多い合格者となった。前年度比で1237人の増加で、合格率は同比5・7ポイント増の69・1%となっている。合格基準は15年度と同じく得点が60%以上。年齢別では前年度比で29歳以下が0・9ポイント増、40~44歳が1・5ポイント増と伸びが目立った。