【群馬県当初予算】 投資的経費は微減の1066億円
2017/02/08建設時事
建設メール
群馬県が7日に発表した2017年度当初予算案では、一般会計予算総額は前年度比0・4%増の7245億6300万円で、うち投資的経費は同比0・3%減の1065億9464万8000円となった。公共事業費には824億円を計上し、16年度の836億円から12億円(1・4%)減額している。
大澤正明知事は会見で17年度当初予算の目玉事業としてコンベンション施設の整備事業を挙げ、「若者、女性が活躍できる社会づくりのためにも施設整備は欠かせない」と話した。同事業には13億4003万6000円を計上したほか、債務負担行為に279億6730万円の限度額を設定し、総額293億円で事業を進める。17年12月ごろの工事着手を予定しており、20年春の完成を目指す。このうち建設工事費は280億円で、S造4階建ての展示施設(計1万9210㎡)と会議施設(計1万3065㎡)の2棟を整備する。
土木事業では、7つの交通軸整備・強化事業へ287億1420万3000円を計上。上信自動車道や西毛広域幹線道路などを重点的に整備する。