【積算基準】 マルチビーム深浅測量で施工歩掛
2017/03/13積算・資格news
建設メール
国土交通省は2017年度から港湾請負工事の積算基準を改定し、マルチビームによる深浅測量等や岸壁改良工事における付属工の撤去に使用する施工歩掛を新設する。
まず、港湾工事における測量から検査に至る一連の過程での3次元データ活用に向けて、マルチビームによる深浅測量を行うため、測量準備、艤装テスト、マルチビーム測深、報告書作成の施工歩掛を新設する。ICTを活用した港湾工事として浚渫工の起工測量などで適用する考え。
また、今後は岸壁などの老朽化に伴う維持補修工事の増加が見込まれることから、岸壁改良工事の構造物撤去工のうち、既設の防舷材・車止の撤去に適用する施工歩掛を新設する。