【海外建設受注額】 法人は過去最高の1兆1512億円
2017/05/16業界動向
建設メール
海外建設協会(海建協)は2016年度海外建設受注実績を明らかにした。1694件(前年比7%減)で受注総額は1兆5464億円(同8・1%減)となった。前年度比減となっているものの、海外法人受注額は7年連続増の1兆1512億円で過去最高額。民間・現地企業の受注も同じく過去最高の8278億円(前年度6938億円)と世界のインフラ需要は伸びていると判断できる。
受注を地域別に見ると、アジアが1208件の7064億円(構成比45・7%)で1位、続いて北米が192件の6484億円(同41・9%)と2地域で大半を占めている。
国別では、米国が6198億円で昨年に引き続き首位。以下タイ(1315億円)、香港(1105億円)、ベトナム(794億円)、シンガポール(713億円)とメーンマーケットが続く。