【建コン協総会】 新会長に村田氏選出/課題解決に向け全力
2017/05/26業界動向
建設メール
建設コンサルタンツ協会(建コン協)の第55回定時総会が25日、グランドアーク半蔵門で開かれ、任期満了に伴う役員改選で、新会長に村田和夫氏(建設技術研究所社長)を選出した。
一斉ノー残業デーの実施や地域コンサルタントが選定される入札制度のあり方検討などを推進するほか、意欲のある地域コンサルタントが選定される入札契約制度のあり方について検討を行うなど、中期行動計画(2014~18年度)を積極的に推進していく事業計画が了承された。
懇親会では、長谷川伸一前会長が登壇し、「業界の役割に関する意識は、都市と地方で統一できてきたと思う。今後はわれわれ自らの方向性を定める転機の時期。新会長とともに新たな役割とさらなる地位向上を目指してほしい」とバトンを渡した。これを受けて村田新会長は「長谷川前会長から重い宿題をいただいた。魅力ある業界には魅力ある環境の整備と技術力、生産性の向上が不可欠。時代の流れに消えていくわけにはいかない。必要な業界となるよう課題解決に向け全力で臨む」と決意を表明した。
新役員は村田会長ほか、副会長に高野登氏(日本工営副社長)、木谷信之氏(建コン協専務理事)が就任した。