【全測連が総会】 経営安定へ向け継続的な要望活動を
2017/05/29業界動向
建設メール
全国測量設計業協会連合会(全測連、野瀬操会長)は26日、都内の東海大学校友会館で2017年度定時総会を開催した。
開会にあたり野瀬会長は、「担い手不足を解消するためには経営の安定が必要。そのために安定した業務量の確保、技術者単価および低入札調査価格の引き上げを継続的に要望していく。消滅するような団体ではなく、前へ前へ進めるよう、皆様方からの積極的な意見や要望をお願いしたい」とあいさつした。
議事では本年度の事業計画や予算などが審議され、全ての議案が原案通り承認された。本年度は経営の安定と将来を担う人材の確保・育成を図り、社会資本整備に貢献するため、各地区協議会・都道府県協会と連携を深め、①調査研究事業などの推進②国土交通省など中央省庁に係る情報収集の強化・折衝③測協、地区協活動に関する情報収集・提供の充実など④測量成果検定事業の着実な推進―を大きな柱に、各種事業に取り組んでいく方針だ。