【日空衛が総会】 新会長に長谷川勉氏選任
2017/06/01業界動向
建設メール
日本空調衛生工事業協会(日空衛)の2017年度通常総会が5月31日、都内の帝国ホテルで開催された。任期満了に伴う役員改選では、会長に三機工業(東京都中央区)の長谷川勉代表取締役社長が選任され、野村春紀前会長は相談役に就任した。
新任あいさつで長谷川新会長は「社会全体の中で空調衛生工事業界の位置付けや役割をしっかり見据えていきたい。日空衛の基盤をさらに強固にし、会員各社の経営環境を守っていくには、協会という組織を通じ、一致団結して全員参加の精神で協会活動を進めていくことが肝要。皆さまの協力をお願いしたい」と抱負を述べた。
総会では、①法令の順守と企業的責任を果たす事業運営の徹底②省エネルギーおよび省CO2に積極的に取り組み、低炭素社会作りを通じて地球の環境確保を推進③働きがいのある魅力的な職場環境整備を進め、未来を担う男女の技術者・技能者の確保・育成④適正な価格・工期での受注と生産性の向上を推進し、品質・安全と適正な施工体制の確保⑤空調衛生設備の重要性と「直接発注(分離発注)」を強くアピールし、「機械設備一式工事」または「空調衛生工事」の実現を目指す-の5つをスローガンを採択したほか、事業計画や予算案が承認された。