【i-Pavement推進本部委発足】 現場見学会や事例集作成を
2017/06/08業界動向
建設メール
日本道路建設業協会(道建協)はi-Pavement※推進本部委員会を発足し、このほど初会合を開いた。本年度内に現場見学会や講習会の実施、ICT舗装工事例集作成、i-Construction(アイ・コンストラクション)に関する課題について発注者への要請を計画している。
国交省が進めるアイ・コンストラクションにおいて、本年度から舗装工事でもICT対象工事が実施されることを受けて、会員企業が円滑に導入できるよう、各種支援活動などを行うことが目的。
推進本部の下部組織には、技術指導、広報的役割、アイ・コンストラクションの生産性を考察する、3つのワーキンググループを設置、実質的な作業を進める。
推進本部長を務める増永修平会長は「施工方法やレーザースキャナー使用など課題も多いが推進本部が窓口となり解決していきたい。国交省地方整備局とも意見交換を重ね、またホームページでは各種情報を項目別にデータ化し閲覧できるようにする。さらに会員企業が担当したICT工事は、事例を対外的な広報資料として活用できるようにする」と方針を語った。
※i-Pavement
ICT技術を導入した舗装工事。一般的にペイブメントとは舗装という意味。