【CIM】 チャレンジ研修「入門コース」で初の紹介動画
2017/06/19建設時事
建設メール
日本建設情報総合センター(JACIC)は、土木技術者を対象に3次元CADソフトの代表的な操作や機能を理解してもらうCIMチャレンジ研修「入門コース」の受講者募集を19日から始めた。本年度は立体交差設計(ボックスカルバート)で1コース、ルート選定で2コースの計3コースを設定し、8月8日~10日までの3日間、都内の全国建設研修センターで行う。
また、受講者のコース選定の参考になるように、今回初めて各コースの研修内容や使用ソフトの特徴が分かる紹介動画を作成した。あらかじめ動画を見てもらうことで受講者増加につなげる考え。背景には受講者の大半を占める設計コンサルタント会社の土木技術者以外に、建設会社や測量会社、そして発注機関に所属する技術者からも参加してもらいたいという意向がある。
同研修では入門コースに続いて本年度から実践的な「実務コース」を設ける見通しだが、現状では3次元CADの操作に精通する技術者は限られている。土木工事で本格的にCIMが普及する前に、まずは動画で3次元CADに触れることは、「食わず嫌い」を解消する第一歩として大いに役立つと考えられる。
申込みおよび動画のダウンロードはJACICのホームページから可能(http://www.jacic.or.jp/jacic-hp/)。