【インフラメンテナンス】 課題解決へ革新的な提案求む
2017/07/19建設時事
建設メール
インフラメンテナンス国民会議は、社会資本の維持管理・更新に伴う課題の解決に向け、企業や施設管理者が持つ既存技術に対し、新たな利活用方法やサービスなどの革新的な活用・アイデアを公募する「技術マッチングアイデアコンテスト」を初めて開催する。
応募テーマは、①車載カメラによる道路の画像データの有効活用(インクリメントP)②地震後に役立つ「建物安全度判定サポートシステム(揺れモニ)」のさまざまな場面での活用(NTTファシリティーズ)③水を抜かずに防火水槽等を形状測定・点検する技術の効率化・高度化(M・T技研)④3Dスキャナーを利活用したインフラメンテナンス技術(計測ネットサービス)―の4点。新たなアイデアの発掘を促すことで、企業同士あるいは企業と施設管理者等が行う新たな技術開発や製品化などの具体的な取り組みにつなげる考え。
9月15日まで提案を受け付け、11月上旬に結果を公表する。マッチングの内容が公共工事に活用できる製品・サービス化に至った場合には、テーマを提案した企業等から新技術情報提供システム(NETIS)へ登録してもらう。