【北陸新幹線】 金沢・敦賀間の工事費が1兆1858億円に
2017/10/11建設時事
建設メール
国土交通省は、鉄道・運輸機構から申請があった北陸新幹線(金沢・敦賀間)の工事実施計画(その2)について6日付で認可した。今回の認可では、工事完了予定時期を2022年度末に前倒しするほか、敦賀駅および福井駅における乗換利便性向上施設に加えて、駅設備、軌道、電気、信号・通信、車両検修などの開業設備を追加した。これに伴い工事費は約1兆1858億円に変更となった。
追加事項のうち、工事方法では、通信設備は光搬送設備および列車無線設備となる。き電線は架空式の硬アルミニウムより線が太さ300mm2、硬銅より線が太さ200mm2。地上式の特別高圧用ケーブル(架橋ポリエチレンケーブル)が太さ200~600mm2。配電線(低圧除く)は架空式のポリエチレン絶縁電線が太さ22~100mm2、高圧用ケーブル(架橋ポリエチレンケーブル)が太さ22~100mm2。地上式の高圧用ケーブル(同)は太さ22~200mm2となる。