【第4次安倍内閣】 石井大臣が再任「全力で課題に取り組む」
2017/11/02建設時事
建設メール
1日に発足した第4次安倍内閣で石井啓一国土交通大臣(水循環政策担当)の再任が決まった。再任に当たり石井大臣は「引き続き全力を挙げて国土交通行政のさまざまな課題に取り組みたい」との考えを示した。
具体的には、東日本大震災からの復興・創生、熊本地震や台風被害等からの復旧・復興、国土や交通の安全・安心の確保、ストック効果を高める戦略的な社会資本整備などを挙げた。特に政府全体でも重要な課題となっている生産性革命については、国交省が選定した20の「生産性革命プロジェクト」を中心に、生産性向上や新市場の開拓につながる取り組みを進めることで、「生産性革命の考え方を国土交通省のあらゆる分野の施策立案に生かしていきたい」と意欲を見せた。
また、IR担当大臣としては、有識者会議での検討、パブリックコメントや全国での説明・公聴会に取り組んできたとした上で、「今後、政府・与党の間で具体的な制度設計について検討を進める」とした。
なお、安倍首相が指示した補正予算編成に関しては「具体的な内容を今後、検討してまいりたい」と話した。