【無電柱化】 予算確保、低コスト化など要望/促進する市区町村会が総会
2017/11/15建設時事
建設メール
無電柱化を全国規模で広げる活動に取り組む無電柱化を推進する市区町村長の会(会長=吉田信解・本庄市長)の2017年度総会が15日、都内の衆議院第一議員会館多目的ホールで開催された。
議案審議に先立ち吉田会長があいさつし、「欧米だけでなく、アジア諸国と比べても日本の無電柱化は遅れている。昨年成立した無電柱化法案を励みに、関係機関・団体などと連携して、美しい、安全・安心な国土づくりを地域から起こしていきたい」と呼び掛けた。
総会では1年間の活動報告や新役員の選任が行われ、新たに九州・沖縄ブロックから幹事として谷井博美・宗像市長が選任された。
議案審議後、予算確保や低コスト化手法の導入などを盛り込んだ大会決議案を承認し、閉会となった。大会決議が承認されたことを受け、総会終了後には政府や関係機関に対し、早期実現へ向けた要望活動を行った。