【JADAが設立大会】 ドローンと建築のマッチングを
2017/11/20業界動向
建設メール
日本建築ドローン協会(JADA、会長=本橋健司・芝浦工業大学建築学部建築学科教授)は17日、都内の如水会館で設立大会を開催した。開会に当たり本橋会長は、「ドローン分野と建築分野のプラットホームをここに作った。こうした場を通じて双方をマッチングさせることでIotやICTの一端を担える」と意気込みを話した。
同協会は既存団体の技術を尊重しながら公正中立な立場で支援可能な技術を提供することなどを理念とし9月1日に創設。
今後の活動として、第1期で技能講習会対象の飛行レベルへの対応や国土交通省基準整備促進事業T3の成果等への対応を目標に人材育成を進め、第2期に技術支援として自治体などとの連携を見据える。第3期には標準化と評価を事業目的として、建築分野以外の建設産業にも活用範囲を広げていくとしている。
大会では、協会の役員紹介や概要説明などが行われたほか、特別講演として本橋会長と日本UAS産業振興協議会理事長の鈴木真二氏がそれぞれドローン技術の課題や応用技術について発表した。
なお、現時点での協会員は個人8人、法人14社、賛助2社