【土木施工管理検定】 1級「実地試験」の合格者で女性増える
2018/01/16積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターは16日、2017年度の1級土木施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者を発表した。昨年10月1日に全国13地区28会場で3万1414人が参加した試験の合格者は9424人で合格率は30・0%だった。女性技術者の合格者数は723人で、前年度比約1・4倍となり、男女比率は統計データが残っている03年度以降では最大の7・7%を記録するなど、女性の合格者数・合格比率が大幅に増加した。
合格者の勤務先は知事許可土木が41・8%、大臣許可土木は26・4%を占める。年齢別では25歳~29歳が20・6%で最も多かった。
「実地試験」の合格者は、所定の手続きを経て技術検定合格証明書が交付された後に「1級土木施工管理技士」となる。また、本年度の学科試験のみの合格者は18年度1級土木施工管理技術検定試験について「学科試験」が免除になり、直接「実地試験」を受験することができる。