【試験】 「学科のみ試験」合格者が2年連続400人超え/2級管工事施工管理検定
2018/01/19積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターが昨年11月19日に行った2017年度の2級管工事施工管理技術検定試験の「学科のみ試験」の合格者が19日に発表された。学科試験のみを受験した825人に対する合格者は459人で、合格率は55・6%だった。過去最多を記録した前年度の464人に引き続き、2年連続で400人を超える合格者となった。うち高校生は263人が受験して94人が合格、合格率は35・7%となっている。
合格者を年齢別に見ると、21歳未満が59・9%と大半を占め、21歳~24歳が20・7%と続いた。男女別では男性が91・9%、女性が8・1%。
◎2級造園施工管理検定の「学科のみ試験」の合格者は過去最多
同じく19日に合格者が発表された2級造園施工管理技術検定試験では、学科試験のみを受験した528人に対して合格者は293人で、合格率は55・5%となった。うち高校生は214人が受験し、89人が合格、合格率は41・6%だった。学科試験のみの合格者数は過去最多で、高校生についても過去最多の合格者数を記録している。
合格者を年齢別に見ると、21歳未満が76・5%と大半を占めた。また、男女別では男性が71・7%、女性が28・3%となり、女性の合格者の割合が多かった。
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これまで学科試験のみ受験の合格者は2月下旬に発表していたが、高校生が各種顕彰制度に申請する際の利便性等を考慮して、本年度から前倒しで合格者発表を行った。
なお、2級学科試験と実地試験を同日に受験した人の合格発表は2級管工事施工管理検定が2月23日、2級造園施工管理検定は3月7日を予定する。