【日本建設機械施工大賞】 鹿島・小松製作所が最優秀賞
2018/06/12業界動向
建設メール
日本建設機械施工協会(田崎忠行会長)は12日、2018年度日本建設機械施工大賞の表彰式を港区のホテルアジュール竹芝で開催した。大賞部門5件、地域賞部門2件が表彰を受け、最優秀賞は鹿島建設と小松製作所による「建設機械の自動化による次世代建設生産システム」が受賞した。
大賞部門は建設機械および建設施工に関する技術等に関して、調査・研究、技術開発、実用化などによって高度化に顕著な功績を挙げたと認められる業績を残したものを表彰する。今回は10件の応募があり、最優秀賞1、優秀賞1、選考委員会賞3作品が受賞した。
地域賞部門は、地域に根ざした独自の視点で施工方法や技術改良を行い、地域に普及させるなどの取り組みを通じて地域へ貢献している業績を表彰するもの。地域貢献賞2作品が表彰された。
受賞作品は次の通り。
【大賞部門】
■最優秀賞
▽建設機械の自動化による次世代建設生産システム(A4CSEL:クワッドアクセル)=鹿島建設、小松製作所
■優秀賞
▽地下埋設物可視化システム(Shimiz AR Eye 埋設ビュー)の開発=清水建設、岡本修氏(茨城高専教授)、菱友システムズ
■選考委員会賞
▽天井用車載型乾式研掃装置=奥村組
▽大型風車組立リフトアップ工法「ウインドリフト」=大林組、巴技研
▽鉄骨工事における情報化施工技術=戸田建設
【地域部門】
■地域貢献賞
▽YDN(やんちゃな土木ネットワーク)の取り組みについて=山口土木
▽舗装工における3次元データによる出来形管理方法について(実証及び検証)=奥村組土木興業