【建設投資見通し】 18年度は57兆円を突破
2018/06/29建設時事
建設メール
国土交通省は29日、2018年度における出来高ベースの投資額を推計した建設投資の見通しを公表した。政府・民間あわせた投資額は前年度比2・1%増の57兆1700億円で、3年連続で増加となった。政府投資、民間投資がともに好調で、約57円だった02年度を上回る高い水準となる。
政府投資は23兆600億円で、前年度比0・1%増と横ばいだが、民間投資は34兆1100億円で同3・4%増となった。民間投資のうち、住宅建築投資は16兆3400億円で同2・2%増、非住宅建設投資は17兆7700億円で同4・6%増となり、いずれも好調な投資を見込んでいる。
なお、この建設投資見通しには建築物のリフォーム・リニューアル工事は含まれておらず、同工事を加えた建設投資は69兆2400億円と推計している。