【2級施工管理技術検定】 高校生以外の受験者増加目立つ
2018/07/10積算・資格news
建設メール
施工管理技術検定の受験機会を拡大するため、本年度から2級学科のみ試験の年2回化が全6種目で行われる。6月に実施された建設機械を除く5種目(土木・建築・電気工事・管工事・造園)の前期試験の合格者が7月に発表され、電気工事以外の4種目では学科試験の受験者数が増加し、土木と管工事の学科試験受験者数は過去最多を記録した。高校在学者以外の受験者数増加が目立っており、受験の機会が広がったことで、まずは学科試験合格を目指す人が増えたと考えられる。今後は高校生を含めた、さらなる受験者数の増加が期待される。
先行して昨年度から年2回化が始まった建築と土木のうち、前年同期比で学科試験の受験者数が建築は約2倍に増加し、土木は前年度後期と比較して受験者数が約1・6倍の7747人を記録し過去最多となった。
本年度から年2回化に変わった管工事と造園の学科試験受験者数は昨年度全体と比較しても管工事は約3・1倍で過去最高の2559人、造園は約1・8倍と大幅に増加した。女性技術者に関しては電気工事と管工事で受験者・合格者の割合が過去最高を記録し、管工事は女性技術者の合格者が過去最多の139人だった。
なお建設機械は1回目の学科試験の合格者発表が8月、2回目の合格発表は翌年3月となる。