【国交省幹部人事】 事務次官に森昌文氏/菊地身智雄氏が技監
2018/07/24建設時事
建設メール
国土交通省は7月31日付で幹部人事異動を発令する。毛利信二・事務次官が退官し、後任には森昌文(もり・まさふみ)技監が就任する。技監の後任は菊地身智雄(きくち・みちお)港湾局長が就く。
森氏は1981年東大工学部卒、建設省採用。国交省道路局高速道路課長、同局企画課長、大臣官房技術審議官、近畿地方整備局長、道路局長を歴任し2016年6月から技監。59年1月生まれ。59歳。奈良県出身。
菊地氏は85年東北大大学院工学研究科修了、運輸省採用。港湾局総務課危機管理室長、近畿地方整備局港湾空港部長、港湾局計画課長(兼)大臣官房広報戦略室広報戦略官、大臣官房技術参事官(港湾局担当)を経て15年7月から港湾局長。61年1月生まれ。57歳。宮城県出身。
国土交通審議官は3人が交代し、田端浩氏の後任に藤田耕三・大臣官房長、吉田光市氏の後任に由木文彦・総合政策局長、奈良平博史氏の後任は篠原康弘・国際統括官となる。大臣官房長の後任は藤井直樹・鉄道局長。
新たな総合政策局長には栗田卓也・都市局長、後任の都市局長には青木由行・大臣官房建設流通政策審議官が就く。土地・建設産業局長も交代となり、田村計氏の後任に野村正史・国土政策局長を充てる。
他にも水管理・国土保全局長は山田邦博氏の後任で塚原浩一・中部地方整備局長、道路局長は石川雄一氏の後任に池田豊人・近畿地方整備局長、住宅局長は伊藤明子氏の後任に石田優・大臣官房総括審議官、鉄道局長には蒲生篤実・海事局長、港湾局長には下司弘之・内閣官房内閣審議官(国土強靭化)が就任する。