【アスファルト合材】 上期製造量は2年ぶり1700万t割れ
2018/10/19業界動向
建設メール
日本アスファルト合材協会(日合協)は2018年上期のアスファルト合材製造数量を公表した。前年度比90万t減の1676万8858tで同5・1%減。1700万tを割ったのは2年ぶり。
減少の主な要因としては、昨年の反動減もあるが、原油高によるストアスの先高感、災害による工事中断、スポット工事が少なかったことなど。
地域別では昨年同期、全地区が前年同月の製造数量を超えたのに対して、沖縄を除く全地区が減少した。
工場稼働率については、前年9月累計の33・9%に対し、本年は32・4%。特に近畿28・8%、中国24・3%、四国24・9%、九州26・6%と西日本方面は軒並み30%を下回る低稼働率になっている。
集計は全国の812社、906工場を対象に行った。