【生産性向上】 製造業の手法を中小建設業でも活用
2018/10/30建設時事
建設メール
国土交通省は、中小建設企業の生産性向上を支援する「建設業生産性向上ワークショップ」を東京、仙台、大阪の3カ所で開催する。日本の製造業が長年にわたり培った「カイゼン活動」のノウハウを活用し、中小建設企業でも実施できる手法を普及させる取り組みの一環として行う。
開催テーマは「いますぐ始めるカイゼン!」で、先進的な7社のモデル的な事例をもとに、人手不足に負けない企業へと成長を図るための効果的で取り組みやすい極意を伝授する。労働生産性向上の豊富な指導実績を持つコンサルタントによる実践的な内容となり、期間は3日間。最終日にはグループワークとして取り組みを発表する。
東京開催は12月1日、2日、24日で、会場はベルサール飯田橋駅前(千代田区飯田橋3丁目8-5)。対象は中小建設業の経営者または技術管理責任者。定員は50人で、3日間全て参加する必要がある。受講料は無料。運営は中央ビジネス研究所が担当する。
国交省ではモデル事例やワークショップ等で得た知見を踏まえて、本年度内に全国の中小建設企業で取り組み可能なマニュアルを作成する予定だ。