【関東整備局】 鋼橋上部工で全国初の新技術導入促進Ⅱ型適用
2018/11/02建設時事
建設メール
関東地方整備局は10月31日に一般競争告示した『H30牛久土浦BP根古屋川橋第1橋上部工事』(鋼橋上部工事)と『50号新川島橋(右岸)上部工事』(PC工事)について、新技術導入促進(Ⅱ)型総合評価落札方式を適用する。鋼橋上部工事で同型を採用するのは関東整備局が全国初となる。
技術提案のテーマは、鋼橋上部工事が製作時または架設時における画像解析等を活用した品質管理の省人化手法。PC工事は架設時における画像解析等を活用した品質管理の省人化手法。実証実験に際しては、発注者側が上限約500万円(税込み)の範囲で負担する。
牛久土浦BP根古屋川橋第1橋上部工事は、国道6号の牛久駅~荒川沖駅周辺の市街地で慢性的に発生している渋滞を解消し道路交通機能回復を目的に、茨城県牛久市遠山町地先で鋼橋上部の製作・架設を行う。橋種は鋼5径間連続少数鈑桁橋で、橋長180・6m、幅員9m。
50号新川島橋(右岸)上部工事は、茨城県結城市内の交通渋滞緩和と周辺環境向上を目的に、茨城県筑西市下川島地先でPC上部の製作・架設を行う。橋種は9径間連結プレテンション方式PCT桁橋で、橋長189・1m、幅員11・65m。
いずれも14日まで参加受付を行い12月17日までに入札書などを提出し、12月20日に開札する。
なお新技術導入促進(Ⅱ)型は、今後も継続して実施する見通し。