【外国人建設就労者】 表彰制度で活躍を応援
2018/11/27建設時事
建設メール
国土交通省は、建設現場で活躍する優秀な外国人建設就労者のさらなる技能向上を応援する目的で昨年度に創設した表彰制度について、本年度の対象者の募集を開始した。
2015年4月から始まった外国人建設就労者受入事業では、現在、約4000人が国内の建設現場で活躍している。国交省では特に建設技能・コミュニケーション能力の習得などに関する取り組みが顕著な者を土地・建設産業局長賞として表彰することで、さらなる技能向上への日々の研さんを応援する。初の表彰となった昨年度は3カ国の5人が栄誉に輝いた。
募集対象は外国人建設就労者として建設業務に従事している者に加え、過去に外国人建設就労者として建設業務に1年7カ月以上従事した者。応募締切は来年1月18日。有識者等による検討・審査委員会(委員長=蟹澤宏剛・芝浦工業大学教授)で受賞者を選定し、3月に表彰式を行う。
表彰の事務局は国際建設技能振興機構が担当。