【改正建築士法が成立】 実務経験なしで受験可能に
2018/12/10積算・資格news
建設メール
建築士試験の受験要件を見直す改正建築士法が成立した。受験要件となっている実務経験を、建築士名簿への登録要件に変更することで、若手を中心として受験者を増やし、担い手の確保につなげるのが狙い。一級、二級、木造建築士試験が対象となる。
建築士資格試験を受けるには一定の実務経験が必要となっているため、学校卒業後には建築士の受験に必要な知識や経験を有しているにも関わらず建築士試験を受験できないという課題があった。今回の改正により、実務経験の範囲を拡充し免許登録までに要件を満たすことに見直すことで、問題となっている若手資格者の確保に対処していく。
改正法は公布から2年以内の施行となり、早ければ2020年の試験から適用される。