【全建・近藤会長】 「切れ目ない予算執行を」/予算閣議決定でコメント
2018/12/25業界動向
建設メール
全国建設業協会(全建)の近藤晴貞会長は21日に閣議決定した2018年度第2次補正予算案および19年度当初予算案についてコメントを発表した。まず19年度当初予算案で国土強靭化のために前年度を上回る約7兆円の公共事業関係費が計上されるとともに、18年度第2次補正予算案でも1兆円超の公共事業関係費が計上されたことは「私どもがこれまで要望してきた内容を実現していただいたものとして、大変喜んでいる」と感謝の意を表した。
今後は「本年度補正予算から来年度の当初予算へと、切れ目なく予算執行がなされるとともに、地域の実情を踏まえての予算の重点的配分がなされることを重ねてお願いする」と要望した。
最後に「全建としても、受注者の責務として地域建設業界挙げて円滑な施工が確保されるよう必要な体制の整備に努めるとともに、公共工事の品質確保や生産性の向上、担い手の確保・育成に向けた働き方改革の推進等に全力で取り組んでまいる所存」と決意を示した。