〈耳寄り〉 阪神・淡路大震災の鉄道復旧がドラマに
2019/01/09コラム
建設メール
関西テレビ開局60周年特別ドラマ「BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸」が1月15日にフジテレビ系列の全国ネットで21時から放送される。6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災における人間を主題にした物語で、奥村組(本社・大阪市)が特別協力している。
未曾有の震災によって大規模に被災し、交通が分断された神戸市灘区のJR六甲道駅で、過酷な状況の中でも倒壊した駅をわずか74日間で復旧させた実話に基づく。74日間の壮絶な復旧工事に立ち向かった男たちと、それを見つめた地元の人々との関わり合いを描いた感動の内容になっているという。
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震災に限らず大規模な自然災害からの早期復旧の裏側には必ず建設業者の活躍がある。ただ、その本当の姿が一般の人に知られる機会は少なく、今回のドラマが一つの良いきっかけになる可能性がある。
過去から明日へ、人から人へ、一刻も早く鉄道を復旧させて人と物資を運ぶことを目指し、希望の橋を架けるために戦った裏側に何があったのか。その答えは、もうすぐ明らかになる。