【土木施工管理検定】 1級「実地試験」の合格者決まる
2019/01/16業界動向
建設メール
全国建設研修センターは16日、2018年度の1級土木施工管理技術検定試験「実地試験」の合格者を発表した。昨年10月7日に全国13地区28会場で2万7581人が参加した試験の合格者は9521人で合格率は34・5%だった。前年度比で合格者数、合格率は増加した。受験者数のうち女性は1428人で5・2%、合格者数は655人で6・9%となった。近年は女性が受験する割合が増加傾向にあり、本年度は学科試験・実地試験ともに初めて女性の割合が5%を超えた。
合格者の勤務先は知事許可土木が40・4%、大臣許可土木は29・1%を占める。年齢別では25歳~29歳が23・7%で最も多かった。
「実地試験」の合格者は、所定の手続きを経て技術検定合格証明書が交付された後に「1級土木施工管理技士」となる。また本年度の学科試験のみの合格者は19年度1級土木施工管理技術検定試験について「学科試験」が免除になり、直接「実地試験」を受験することができる。