【労働災害】 18年の建設業は死亡者数が全業種で最多
2019/01/21建設時事
建設メール
厚生労働省が発表した2018年の労働災害発生状況(速報値)では、建設業の労働災害による死亡者数は286人で、種別では最多となっている。前年比では7人減少している。墜落・転落が123人で最も多く、はさまれ・巻き込まれが29人、交通事故(道路)が27人、崩壊・倒壊が23人、飛来・落下が22人と続いた。
休業4日以上の死傷者数を見ると、建設業は1万4020人で、前年比181人増加した。
なお厚労省の第13次労働災害防止計画では、重点業種となる建設業について22年までに労働災害による死亡者数を17年比で15%以上減少させる目標を掲げている。