【19年度予算案】 神奈川県は骨格予算で投資的経費1545億円
2019/02/12建設時事
建設メール
神奈川県の2019年度当初予算案の概要が明らかになった。一般会計予算総額1兆8299億1200万円のうち、投資的経費は1544億9000万円で、前年度比6・1%減少となった。4月に知事選挙が実施されることから、当初予算は骨格予算として編成している。ただし子ども・子育てへの支援、県立教育施設の整備、安全で安心なまちづくりなど県民生活に密着した取り組みを着実に推進する考え。
19年度当初予算における9の重点事業のうち、主な事業費では、かながわスマートエネルギー計画の推進に5億9660万円を盛り込み、再生可能エネルギー等の導入加速化、安定した分散型エネルギー源の導入拡大などを進める。安全で安心なまちづくりには849億6816万円を予算化し、地震災害対策の推進、道路・橋りょう・港湾等の整備による緊急輸送体制の確保、災害時応急活動事前対策の充実と復旧・復興対策などの事業を実施する。県立高校改革・県立教育施設整備および共生社会の実現に向けた教育の推進には368億2091万円を充てる方針だ。