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【1級施工管理技術検定】 初の電気通信工事は学科で5838人が合格
2019/10/03積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターは3日、本年度に初めて実施した1級電気通信工事施工管理技術検定「学科試験」の合格者を発表した。全国12地区14会場で9月1日に行った試験には1万3538人が受験し、5838人が合格。合格率は43・1％だった。合格基準は60問中、36問以上の正解となった。
合格者の属性のうち、年齢別では45歳～49歳が25・5％で最も多く、40歳～44歳が24・4％、50歳～54歳が14・0％と続いた。男女別では男性が99・4％で、女性が0・6％に。学歴別では大学が51・6％と最多で、高等学校が32・3％、短大・高専が13・8％となっている。
◎1級の管工事と造園工事は女性合格者の比率が過去最高
また、1級管工事施工管理技術検定試験における「学科試験」の合格者も3日に発表された。8769人が合格し、合格率は52・1％。合格基準は60問中、36問以上の正解だった。合格者のうち、2級管工事施工管理技術検定合格者は34・3％となる。
合格者の年齢は40歳～44歳が19・1％、30歳～34歳が17・8％と多かった。男女別では男性が95・7％と大半を占め、女性は4・3％だった。
さらに、1級造園施工管理技術検定試験「学科試験」では1260人が合格し、合格率は37・0％だった。合格基準は65問中、39問以上の正解となった。合格者のうち、2級造園施工管理技術検定合格者は35・0％を占めた。
合格者の年齢は40歳～44歳が19・4％で最も多く、35歳～39歳が18・9％と続いた。男女比は男性が86・0％、女性は14・0％だった。
管工事、造園工事ともに女性合格者の比率は統計データが残る03年度以降では最大を記録した。
なお、いずれも「学科試験」の合格者には12月1日に行う「実地試験」の受験資格が与えられる。
