〈冬虫夏草〉 管理者の感性
2020/02/11コラム
冬虫夏草
多様な業種における問題と解決に向けたアプローチは業界内の常識を突き崩してくれることが多いだろう。
また、営業職は顧客と交流を図る際に様々な思考を取り組むことができる。
ただ、土木の営業は相手が公務員であることから、ひたすら仲良くなり、必要な情報を得ることができるような関係になることであり、対人間関係という側面が大きい。
では、経営者や管理職はどうすればよいのであろうか。
無論、正解と言うものを提示することはできないが、様々な決断は自然発生的によくなるということはないだろう。
つまり、外部からの刺激や知識・経験が新しい決断を生ませる。
一番手っ取り早い方法は、海外旅行(研修)を行うことであろう。
海外に行って驚くことは、先進国と呼ばれる諸国においてカードやインターネットが想像以上に普及している事がある。
食事の予約や移動の手配、ツアーの予約など全てインターネットで完了できる。
つまり、仕事の大きい部分がインターネットに関わっているのである。
いまどきの若者は、携帯で会話する時も、ライン通話を使うことが主流であり、普通の携帯による通話をするものは極端に少ない。これらを仕事のツールとして使わない手はない。
日本はインターネット環境が遅れている国なのである。
その実感を得て、何ができるかを考えることは会社の効率化、発展に寄与するのではないだろうか。
昔風に言えば、『書を捨て町に出よう』である。
寄稿者:冬虫夏草
長きに渡り、地方自治体における総合評価制度の実際の現場で評価に携わってきた
現在も総合評価制度を探究し、ゼネコンはじめ多くの建設企業から相談を受けている