【設備投資動向】 1~3月は建設、機械投資とも好調
2020/03/13業界動向
建設メール
建設物価調査会は、資本金1億円以上の会社を対象に昨年12月1日時点で行った2020年1~3月期の民間企業設備投資動向調査の結果を公表した。回答は854社で、ソフトウエアや土地を除く設備投資額は前年同期比7・4%増、建設投資額は同比5・3%増となった。設備投資全体では製造業・非製造業ともに前年同期比で増加しているが、建設投資では加工組立型産業等が減少した製造業は同比6・0%減に。機械投資は前年同期比9・2%増と好調で、製造業・非製造業ともに増加し、特に製造業は2桁増となっている。
設備投資のうち、土地購入費は前年同期比で2・6%増となり、再び増加に転じた。
1~3月の建設投資を投資区分別に見ると、非住宅建築は前年同期比2・1%増、土木は同比7・4%増、住宅(賃貸住宅・社宅等)は同比55・1%増を見込む。
なお全産業における4月~6月期の設備投資額は前年同期比40・2%増加、建設投資額は同比99・0%の増加計画となっている。