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【日建協】 指数が5・57に改善／4週8閉所ステップアップ運動
2020/09/04業界動向
建設メール
日本建設産業職員労働組合協議会（日建協）は4日、6月に実施した「4週8閉所ステップアップ運動」の調査結果を公表した。その月の土曜、日曜、祝日を考慮して設定した「4週8閉所指数」は5・57閉所で、前年の5・18閉所から改善が見られたとしている。
「見直そう 仕事のやり方 週休2日でリフレッシュ」をキャッチフレーズに実施した6月調査は30組合の3841作業所（土木1890作業所、建築1971作業所）が回答。平均閉所数は5・57閉所（土木工事5・83閉所、建築工事5・32閉所）となった。
調査期間内の全ての土・日曜日を閉所とする8閉所以上は全体の23・2％、6閉所以上も53・8％だった。0閉所の作業所は13・2％。
調査をする月によって土、日、祝日の日数が異なるため、それを補正する「4週8閉所指数」を使用しているが、今回は土・日曜日が8日で閉所数と指数は同数だった。
加盟組合別に見ると4週8閉所指数は、最高が6・39、最低が4・26で2日以上の差が出ている。また全作業所の30％以上が8閉所以上している組合もあるが、6閉所が最高の組合もあり、土曜閉所への取り組みが二極化している傾向が出るなど、取り組み状況に開きが見受けられる。
日建協では、2002年から6月と11月に月間の平均値を示す「4週8閉所ステップアップ運動」の調査をまとめており、今回で4回目になる。
