【全建ブロック会議】 経営安定化・担い手をテーマ
2016/09/15業界動向
建設メール
全国建設業協会(全建)は15日、都内で協議員会を開き、10月から全国9ブロックで始まる地域懇談会・ブロック会議で国土交通省に提案する議題を示した。テーマは、経営の安定化と担い手の確保・育成の2本柱。地域間格差・企業間格差が顕在化している現状を背景に解決策を探っていく。
経営の安定化については、公共事業予算の確保、改正品確法の運用指針の徹底などについて国の考えを聞く。来年度以降の当初予算で継続的な増額確保の必要性を訴える。
また、担い手の確保・育成については、公共工事設計労務単価のさらなる引き上げの必要性や、女性や若者の入職・定着のための追加費用への対応などで国の考えを質す。
さらに、週休2日制の普及促進の重要性を訴えながら、週休2日のための積算のあり方について意見交換する。
ブロック会議は、10月6日の関東甲信越ブロック会議を皮切りに全国9ブロックで開く。