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【22年度予算案】 山梨県の投資的経費は7・0％増の856億円
2022/02/09建設時事
建設メール
山梨県の2022年度当初予算案の概要が明らかになった。一般会計予算総額は前年度比3・3％増の5467億4447万4000円で、うち投資的経費は同比7・0％増の856億2139万5000円とした。普通建設事業費が同比6・3％増の821億4112万1000円、災害復旧費が同比26・2％増の34億8027万4000円となる。建設関連では、公共施設等適正管理推進事業47億9631万9000円のほか、愛宕山こどもの国再整備事業3億3667万3000円、新御坂トンネルの設計費も計上している。
主要事業のうち、愛宕山こどもの国再整備事業は、本年度に引き続き自由広場などを発注する予定。公共施設等適正管理推進事業は、県民文化ホールを含む52施設に35億479万2000円、男女共同参画推進センターや青少年センターに12億7739万7000円、考古学博物館を含む8施設でユニバーサルデザイン化に1413万円を配分する。
道路整備関連では、国道橋梁改築費54億4005万円を計上。新山梨環状道路整備費用や、新御坂トンネルの詳細設計に充てる。新御坂トンネルの業務委託時期は未定だが、県道路整備課の担当者は「国の新年度予算が決まった後、3月下旬～4月上旬には新御坂トンネルが事業化されるかどうかが分かる。事業化されれば、新年度の早い時期に本体の調査業務などを発注していきたい」と話している。
