【総合評価落札方式】 関東地整で初の「簡易確認型」適用
2016/11/08建設時事
建設メール
関東地方整備局は総合評価落札方式(施工能力Ⅱ型)として8日付で公告した「東関道前川地区地盤改良工事」(茨城県潮来市)と「中部横断自動車道前山地区改良4工事」(長野県佐久市)において、簡易確認型を全国で初めて適用している。いずれも一般土木C等級が対象となる。
簡易確認型では、受発注者の負担軽減を図るため、まず入札書と競争参加資格資料(簡易技術資料)1枚を提出してもらい、評価値を算定する。評価値の上位3者を落札候補者として競争参加資格確認資料(詳細技術資料)の提出を求め、簡易技術資料の内容を確認する。本年度は今回の2件を含め、20件程度で適用する見通しだ。
なお、国交省では簡易確認型の取り組みを全国に広める考えを示している。