【WLB推進】 土木・建築A等級の段階的選抜で評価試行
2016/11/15建設時事
建設メール
国土交通省は男女ともに働きやすい環境の整備に向けて、直轄工事でワーク・ライフ・バランス(WLB)等推進企業を評価する取り組みを試行する。一般土木工事A等級、建築工事A等級等の工事を対象として、段階的選抜方式の一次審査でWLB関連認定制度を活用した評価を行う。本年度から一部工事で導入し、2018年度までに全面的に導入する。
配点例としては、①女性活躍推進法に基づく認定等(えるぼし認定企業等)②次世代法に基づく認定(くるみん・プラチナくるみん認定企業)③若者雇用促進法に基づく認定(ユースエール認定企業)―のいずれかの認定を受けていることを評価基準とし、基準に適合している場合は企業の能力等「その他」の項目で1点を加点する。提案書を求める際に様式例に沿った指標の適合状況や、認定通知書または行動計画届出書の写しを提出してもらうことで認定の確認を行う。
現状では大手建設業者が対象となるが、取り組みを通じて建設業界でWLBに取り組む企業の増加を目指す。