〈こぼれ話〉 若者の注目をいかに集めるか
2016/11/22記者の目/論説
建設メール
建設産業の職人育成を目指して4月に開校した利根沼田テクノアカデミー(群馬県沼田市)と10月に開校した職人育成塾(香川県高松市)では、いずれも訓練生の募集には非常に苦労したようだ。最近の若者はテレビを見ない、新聞も読まないため、旧来のメディアを使った告知はあまり意味がないという。次なる手段としては青年漫画雑誌やSNSによる特定のネットワークを通じた告知が考えられており、実際に有効である可能性も高い。
担い手を育成する方法は変わりつつあるが、その大前提となる確保の方策も大きな転換点を迎えていることは間違いないだろう。〈K〉