【生コン出荷】 10月度は官・民ともふるわず/16年度の需要見通しを下方修正へ
2016/11/28業界動向
建設メール
全国生コンクリート工業組合連合会は28日の定例記者会見で、2016年10月度の生コン出荷実績や2016年度の需要見通しなどを明らかにした。
10月度の総出荷量は761万5000立法mで、前年同月に比べ8・5%減少した。需要別の内訳をみると、官公需は前年同月比10・4%減の317万7000立方m、民需は同7・1%減の443万8000立方mだった。官公需は依然低迷が続きこれで25カ月連続で前年割れとなり、民需も3カ月ぶりにマイナスに転じた。
同連合会では上期の実績を踏まえ本年度の需要見通しを再想定し、15年度末に想定した8249万1000立方mから8168万9000立方mに下方修正した。