見たもん勝ち ～建設業応援団～
【GX建機】 初回は4社15型式／認定ラベル貼り付けPR
2023/12/25建設時事
建設メール
国土交通省は、建設工事現場でのCO2排出削減などカーボンニュートラルに向けGX建設機械認定制度を創設、初めての認定が25日に行われた。対象は▽竹内製作所▽小松製作所▽コベルコ建機▽山崎マシナリー―の4社で合計15型式、いずれも電動ショベル。認定ラベルが貼り付けできる。今後は随時申請、随時認定体制に移行する。
GX建機は、電動建機の普及による脱炭素化を図るための制度。駆動方式をバッテリー式か有線式とし、電動ショベル、電動ホイールローダーを対象に募集を行った。12日までの募集期間に申請を受け付けた全てが今回認定となった。
このうち、竹内製作所のTB20eは、今回認定では唯一の有線式とバッテリー式併用タイプとなっている。ほかは、有線かバッテリー式のどちらか。
今後は認定型式について、現場実証による適応性の確認を行う。さらに、GX建機の現場導入・普及のため利用環境整備に向けた検討を進める。
なお、電力消費量試験方法はJCMAS（ジャクマス）を採用しているため、試験方法が定められている機種（油圧ショベルとホイールローダー）が認定対象となっている。今後、試験方法が定められる機種が拡大された場合、対象機種への位置付けを検討する。
