見たもん勝ち ～建設業応援団～
【施工管理技術】 2級の3職種で第一次検定合格者決まる
2024/01/05積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターは5日、昨年11月19日に実施した▽管工事▽電気通信工事▽造園―の2023年度2級施工管理技術検定試験のうち「第一次検定・第二次検定（うち第一次検定）」と「第一次検定（後期）」の合格者を発表した。
管工事は合わせて1万1068人が受検し、7701人が合格した。合格率は69・6％だった。合格者の男女比は、男性89・2％、女性10・8％。勤務先は76・2％が建設業で最大。学歴別では大学40・6％、高校40・5％で8割を超えた。年齢層では29歳以下が42・3％を占めた。
電気通信工事は、2782人が受検し、1666人が合格、59・9％の合格率となった。合格者の男女比は、男性94・7％、女性5・3％。勤務先は87・2％が建設業で最も多い。学歴別では大学43・5％、高校38・8％で8割を超えている。年齢層では、40代が31・2％、30代が28・1％で多い。
造園は2800人が受検し1442人の合格者。合格率は51・5％。合格者の男女比は、男性90・5％、女性19・5％。勤務先は68・0％が建設業。学歴別では高校44・0％、大学32・9％で8割近い。年齢層をみると29歳以下が41・4％を占めている。特に21歳未満が11・7％で1割を超えているのが特徴的。
第一次検定の合格者については、それぞれ2級管工事施工管理技士補、2級電気通信工事施工管理技士補、2級造園施工管理技士補と称することができる。所定の手続きを行うことで、国土交通大臣から第一次検定合格証明書が交付される。
