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【三井不動産】 竹中で4日に着工／国内最大の木造オフィスビル
2024/01/11民間開発
建設メール
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外観完成予想パース
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三井不動産（植田俊代表取締役社長）は、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルとなる「（仮称）日本橋本町一丁目3番計画」を1月4日に着工した。設計施工は竹中工務店が担当し、竣工は2026年9月を予定している。
計画地は東京都中央区日本橋本町1-3の敷地約2500㎡。建物はW造、S造、18階建て、高さ84m、延べ床面積約2万8000㎡、オフィス基準階（専有面積）は約1180㎡。用途は、事務所、研究所、店舗。
特徴は国内初適用となる木造・耐火技術を多数導入している点。さらに、三井不動産グループ保有林を含む1100立方m超の国産木材を構造材に使用する。一般的なS造オフィスビルと比べ躯体部分で、建築時CO2排出量約30％の削減効果を想定している。仕上げ材・内装にも積極的に使用する。
このほかにも、生物多様性の保全につながる緑豊かな植栽計画、新技術を導入した屋上緑化の取り組みといった都心における新たな緑の拠点の創出。フィルム型ペロブスカイト太陽電池に関する実証実験、CO2を食べる自動販売機の設置、建築廃材のアップサイクル、などの取り組みを進める。
