見たもん勝ち ～建設業応援団～
【企業情報】 「ミドリガメ」で業務効率化／打継面処理をシステムで評価
2024/02/14特集企画／ＰＲ
建設メール
 |
|
ミドリガメのイメージ
|
安藤ハザマ（東京都港区、国谷一彦社長）は13日、誰でも簡易かつ迅速にコンクリート打継面処理の評価できる打継面処理評価システム「ミドリガメ」を発表した。タブレット端末で撮影するだけで、定量的に打継面処理の良否を評価できることが特長で、品質管理と現場の業務効率向上を実現する。
「ミドリガメ」は、タブレット端末で打継面画像を取得し、骨材部をぼかした画像と強調した画像の2種類を生成。2種の画像の差分から骨材部を定量的に抽出し、骨材部の面積割合を基に処理の良否を判定するシステム。任意のメッシュ単位で、数秒で判定結果が表示されるため、追加処理の要否をその場で確認することができる。
打継面処理の判定は、熟練技術者の経験に基づいた目視判定によって行われる場合が多く、定量的な確認は困難であった。「ミドリガメ」は、現場環境に適したパラメータ設定を行うことで、誰でも簡易かつ定量的に判定でき、これらの課題を解決する。判定結果は自動的にタブレット端末に保存され、品質管理にも活用できる。また、さらなる機能拡充も進める予定。
安藤ハザマは「ミドリガメ」をさまざまな現場へ幅広く導入していく方針で、コンクリート構造物の品質向上と現場の業務効率化、省力化を推進する。
