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【積算基準改定】 新規含め9工種で／24年度の歩掛改定へ
2024/03/08積算・資格news
建設メール
国土交通省は2024年度土木工事・業務の積算基準等改定で、土木工事標準歩掛を改定する。新規制定は地整運用歩掛の標準歩掛化等で3工種、使用機械や労務等の変動により改定を行う5工種、移動時間を踏まえた制定を行う1工種の合計9工種となる。
新規制定の3工種は、①排水材設置工（構造物背面排水）②仮締切工（砂防コンクリート締切）③舗装版削孔工（アスファルト舗装版）―。改定の5工種は①薬液注入工②鋼管・既製コンクリート杭打工（中掘工）③かごマット工（多段積型）④集排水ボーリング孔洗浄工⑤トンネル照明器具清掃工―。移動時間を踏まえた制定は泥水運搬工で、新規制定工種となる。
歩掛は、土木請負工事費の積算に用いる標準的な施工条件における単位施工量当り、もしくは日当りの労務工数、材料数量、機械運転時間等の所要量について工種ごとにとりまとめたもの。「施工合理化調査等の実態調査」の結果を踏まえ、新規工種の制定や既存制定工種の改定が行われる。
◎地質業務で歩掛 計画準備を制定
設計業務等標準歩掛では実態調査の結果を踏まえて、地質の解析等調査業務の歩掛「計画準備」を制定する。1業務あたり計画準備で▽主任技師=1・5▽技師（A）=2・5▽技師（B）=2・5▽技師（C）=2・0―とした。
